1月11日は鏡開き。
お正月に年神様にお供えしたお餅を開き、無病息災を願っていただくという風習です。
ぜんざいにしていただきますが、
小豆にはからだの余分な水分を排出してむくみをとる作用やデトックスしてくれる作用があります。
お餅にはからだを温めてくれる作用があります。
寒い日にはぴったりですね。
ぜんざいをいただく時に
塩昆布が添えられていることがありますが、
これには薬膳的な理由がちゃんとあります。
薬膳の五行での五味の中で、
甘味は胃の働きを助けてくれますが、
摂りすぎると逆に胃を痛めてしまい、
胃と相克の関係にある「腎」の働きも弱めてしまうと考えられているので、
腎を守ってくれる塩味の昆布を一緒に食べると良いんですね。
何気なく添えられている食べ物にもちゃんと理由があるんですね。
もうすぐ「大寒」です。
本格的な寒さを迎えるにあたり、小豆たっぷりのぜんざいを食べて、からだを整えておきたいですね。
「ふわり薬膳」の薬膳講座では、四季を通して色々な食材の豆知識をお伝えしています🌿