薬膳的おすすめ食材「とうもろこし」🌽
こんにちは、ふわり薬膳の曽谷由佳です。
春のすべてのキャンペーンが終了し、
たくさんの方が講座をスタートされました✨
心から感謝の気持ちでいっぱいです✨
そんな感謝の気持ちを込めて、今日は
この時期にぴったりの薬膳の知恵をお届けします。
梅雨に入ってから、
「なんとなく体がだるい」「むくみが気になる」
「食欲が出ない…」という声も多く聞くようになりました。
実はそれ、「湿(しつ)」の影響かもしれません。
そんなとき、ぜひ取り入れてほしいのが
今が旬のとうもろこし🌽なんです。
実はとうもろこしは、薬膳では「梅雨の不調」にぴったりな食材。
しかも、ヒゲの部分にも意外な薬膳効果があるんですよ…!
とうもろこしの薬膳的な働き
とうもろこしは薬膳の世界では、以下のような効能を持つとされています:
- 補氣(ほき):元気の源となる「氣(エネルギー)」を補い、疲労回復に。
- 利水滲湿(りすいしんしつ):体に溜まった余分な水分を尿として排出し、むくみや重だるさを改善。
- 調中開胃(ちょうちゅうかいい):胃腸の働きを整え、食欲をサポート。
- 降濁利尿(こうだくりにょう):体内の不要なものをスッキリ外へ。
- 降血糖・降血脂:血糖値やコレステロール値を整える働きもあると言われています。
特に湿気に弱い日本人の体質には、利水効果のあるとうもろこしがぴったり。
胃腸が弱って食欲が出ない…そんな日にも、優しく寄り添ってくれる食材です。
「ヒゲ」も栄養たっぷり!捨てずに活用を
とうもろこしの粒と同じ数だけ生えていると言われる、ふさふさの「ヒゲ」。
実はこの部分、**「南蛮毛(なんばんげ)」**という名前で漢方の生薬として使われてきた歴史があります。
その効能は驚くほどたくさん!
- 利尿作用:むくみや体の重だるさの改善に。
- デトックス効果:余分な老廃物を外に出すサポートに。
- 整腸作用・便秘の解消:腸内環境を整えてくれます。
- 美容効果:内側からのケアにも嬉しい成分がたっぷり。
ヒゲは乾燥させてお茶にするのもおすすめです。
ちょっと面倒に感じる部分こそ、実は食のパワーがぎゅっと詰まっているのですね。
梅雨に負けない体づくりを、自然の恵みとともに
とうもろこしは、まさに梅雨の体に寄り添う「自然界からの贈り物」。
季節に合った食材を選ぶことが、何よりの養生です。
薬に頼りすぎず、食べることで整える。
そんな薬膳の考え方を、日々の食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか?
今年の梅雨は、とうもろこしのやさしい力に支えられながら、健やかにお過ごしくださいね
最後まで読んでくださってありがとうございます。
とうもろこしご飯のレシピをプレゼントします。
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